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川上量生さんの ニコニコ哲学 を読んだ

ニコニコ哲学を読んだ
大体同じくらいの価格帯の
google vs apple とどっちを読もうかなと考えた末
どっちも読むけどまず川上量生氏の本を読もうと思って
kindle版を購入
以前からcakesで連載されていた部分は知っていたのだけど
そこで読んでいない内容を読みたかったのである。

ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち

ニコニコ哲学 川上量生の胸のうち

アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのか

アップルvs.グーグル: どちらが世界を支配するのか

川上氏の本を読むのはこれで3冊目で、私は彼のファンと言っていい。
ルールを変える思考法とコンテンツの秘密は以前に読んだ
後者の書評はまだしてないのでそのうち書こうかと思ってましたが
ITを主軸にした話ではないですしニューロサイエンス的な内容として私が
話したい内容とも合致しないと思うのでこちらはまた後ほど


でニコニコ哲学について
大体の内容はCakesで読んだことがある範囲でしたが
あとがきで人生譚を語って欲しいという編集者のリクエストに対して
激怒したという点が、頭の良い人でありながら凄く人間らしい反応で
私は読めて良かった所だと思うんです。

以前彼が書いたといわれている
自分の人生についてのブログを読んだことがありますが
(特にtwitterでのアカウントの名称も、はてなブログに書いていたわけでもなかったと思うから
 川上氏が書いたと特定できなかったんだけど巷でそういわれていました。
 文章の内容と書き方から間違いなく川上氏が書いたものと思いますが)

身内のことや自分の人生についてあまり話したがらない理由としては十分な
内容が記載されていて、多分それを知りつつ突っ込んだ編集者は勇気があるなぁと
感じると共にプロだな、と思いました。
川上氏は人が面白いと思ってくれる範囲では自身の人生のことは
十分記載されています。商品としての本に書かなかった範囲の事は人にする話ではないと判断され
個人としても公に語ると精神が参ってしまうものだったのだと思います。

そういう理由で怒ったんだろうと思ったので人間らしくていいと思ったわけです。
黙ってその事を聞いて受け止めてくれて誰にも言わないと信用される
友人足りえる人であれば川上氏の人生譚は窺い知ることが出来るのかも知れません
しかし彼に人間としてそこまで信頼をおかれる様になるというのも
また至難の業であろうと本を読んで感じた次第です。

どんな人でも容易に他人に知られたくない業を人生の中に抱えて生きなければならないのかも知れませんね。
川上氏の思考プロセスの興味のある方は買って良い1冊ではないでしょうか