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ちきりんさんのメディアパワーって正直怖い

ちきりんさんからは参考になる記事や知識を読ませて頂いているのですが
彼女が時々言及するようにソフトウェア系の仕事をフリーの人達に発注して
世界中で価格競争をして単価を下げさせると世の中良くなるかというと
私はそんな気がしないです。
ソフトウェアはちょっと手を動かせば魔法のように何でも出来るわけじゃないです
書いてはテストしバグを修正しテストしより良い構成とアルゴリズムがな
いか考え、またテストし➡終わりなき旅
シリコンバレーのソフトウェアエンジニアの平均給与は年間9万ドルという話
ですが本当に良い世界中で販売されるコードが書ける人間がいつまでも
新興国フリーランスで請け負うような、
そんな安価な仕事を請け負うとは思いません。
最低限動けば良いという品質のソフトはそりゃ学生でも書けますよ
ソフトウェアも安かろう悪かろうというのは基本変わらないと思います。
もちろん才能の或る人が芽を出すまでオープンな環境で知名度をあげる
というのはあるでしょうけど。


開発環境もシリコンバレーの人間か作成した設計思想のツールに縛られます。
ビジネスにするには世の中で出回っている情報端末のOSのアプリを書かざるを得ませんし、アンドロイドのjavaではeclipse, iOSアプリではAppleXcode
世界中の人はこの中に入ってるライブラリーや部品を組み合わせて
アプリを作成するわけです。WindowsMacも同じです。
インドなんかのエンジニアも
どうせ良いものを作るのならソフトにちゃんと高いお金をかけてくれる
国で売ろうと考えるのが普通ではないでしょうか?
彼女の言う通りソフトウェアはインターネット経由で即座に世界中に提供を
開始出来ます。
彼らはコピーの横行する対価の安い国でソフトを売ろうとするでしょうか?
そもそもいつまでも彼らは安い価格で請け負う環境に満足し続けるでしょうか?
世界的な競争で世の中の若者が安い価格で仕事を請け負えば
世の中が良くなるという様な内容の記事を
製品版のコードもハードも構築した経験がない人が吹聴し、
人々が反応するというのは健全な事なのでしょうか?


そんな訳で色々ウェブでは人気を集めていますが
一度くらいは疑ってかかってみる事をおすすめします。
正直私は時々ある開発者の環境に必要なハードウェアのコストを計算に入れずに
デフレを煽るかのような彼女のエントリーに関しては良くないと思ってます。
彼女は設計やコーディングや開発関連の苦労は未経験です。
コンピューターはエンジニアがそう動く様に作ってくれてる
から便利なのであって、外注で価格を下げても
まともに動くものが世界のどこでも出てくるような、
人間の思い通りに動くような魔法の杖じゃありません。
日本のプログラマだから薄給でも
まともな物を作ってくれてるんだと思いますよ。
私もここ数ヶ月外資の環境下で仕事してますが、腕の良いインドの方は
米国へ移住して本社のプロジェクトに引き抜かれて仕事をされてます。


技術に携わっていない人の投資活動が
世の中で折々間違いを引き起こす事があるんです。
彼女は自分の記事で対象にした商品がアマゾンの上位になる程の
メディアの力を持っているのですから、
もうちょっと技術関連の記事を書くときは気をつけて欲しい。
色々な仕事をするのが良いというのならプログラマーも経験してみてほしい。
新興国の人間と価格競争しろというのは若者に移住や安価な
仕事を請け負い続ける事を勧めているように私には聞こえてきます。

そんなお話でした。
まぁ、愚痴ですかね
ちきりんさんすいません