うつ病の客観診断

前回のエントリーでも触れたが重要な事を記載し忘れていたと思うので追記
客観的に脳内の状態と患者の訴え、
医師が評価するハミルトン指標なんかの関係性が
明確になってきたと書きました。
これが何を意味するかというと詐病で悪さをしている方々は、
脳神経や血流のデータを含んだ診断基準からは外れる可能性があるという事ですね。

血流で客観視表を作成している先生はいらっしゃいますが
学生時代に論文読ませて頂いた山脇先生とか

最近の動向をウェブで検索して見たところ別の手法(SPECT)で
研究されてる先生もいらっしゃいました
http://www.research12.jp/h13/pdf/10-2.pdf

個人的には脳の活動は血流のみで評価しきれないと思ってます。
赤外線を使用した脳表面の血流評価で
脳深部の活動をちゃんと客観評価しきれてるの?
という疑問があったり。
ニューロンの活動と血流量の増加の相関は
私が大学院にいた2−3年前の段階で
MRIを使用した画像研究を慶応大学の研究室が進めていました。
(現在進展があるのかも知れませんが)
細胞片ならまだしも生体の脳神経の電気的活動と血流の相関関係なんか
侵襲的に電極を刺すなりしないとはっきりとしたデータにならないので
倫理的に敷居が高いのです。
電極で得られるデータは血流を測定する方法よりピンポイントに
正確なものが得られるのですね。

実際に勇気のある患者さんが参加してくれた治験の結果、社会に有益な結果が
得られているのでドイツやカナダの患者さんに感謝しないといけません。
NHKスペシャルで立花隆と脳外科医が話をしていましたが
日本ではロボトミー導入の失敗経験から、
脳深部刺激療法のような侵襲的な治療に消極的なのでは
ないかとの事、実際に日本でうつ病に脳深部刺激の治験を行った
という話は聞きません。
インフォームドコンセントが得られたならパーキンソン病では
既に日本でも何人も電極埋め込み治療を受けているので
うつ病の治験でも望む患者さんはいると思うんですけどね
詐病の駆逐と実物の患者さんの治療による患者数減➡医療費負担減
で社会問題が解決するんじゃないかと期待します

動画や立花隆のリンクも探してきて載せましょうか
以前載せた気もしますがあれは一度見ておくと良いですよ
世界観が変わります