電王戦 Denousen Shougi tag match

電王戦のタッグマッチが本日開催されます。
前回の電王戦で試合をしたソフトウェアと棋士が手を組んで
お互い戦うという事です。

http://ex.nicovideo.jp/denou/tag/

このマッチで利があるのは若手の棋士です。
阿部こーる氏は前回の2回電王戦ソフトウェアについて
他のどの棋士よりも研究していたのが勝因のひとつであったでしょう。
デジタルに親和性があるのはやはり若い人間なのではないでしょうか

佐藤慎一氏は20代なんですけどipodと間違えてwalkman買っちゃったそうなので
自分で言ってて与太話だなぁ、と思い始めました

今回は彼らが棋士として参加するのかコンピューターの使役者として
参加するのかその線引きを各参加者がどこにおいているのかが注目点
三浦氏なんかA級なので平で指しても十分強いはずですが
GPU将棋も使えるので鬼に金棒のはず。
上手く使えればですけど

多分彼は終盤にだけコンピューター使うという
戦略で臨むのではないでしょうか、棋士としての自負心と
これまで研究に捧げてきた時間と努力と積み重ねから
中盤は人間が指してもまだ他のソフト相手に優勢に出来ると
考えるでしょう(劣勢になった場合どう判断するのか分かりませんが)


とりあえず、この興行が成功するかどうかは僕としてはおおいに興味があります。
ピストリウスが陸上連盟にオリンピックへの参加を拒否された事がありましたね
人々が関心を抱くのは生身の人間の戦いなのか?
将棋でいうと一対一で自前の脳を使って出した回答で勝負するという事が
現在の社会の人々に純粋に魅力のある興行となり得るのか

そういう疑問に対する答えのヒントを提示してくれるはず
タッグマッチは是非成功して欲しいものの
おそらくサイボーグだけが参加するサイボーグ五輪のような位置づけで
興行を続ける事になるでしょう。
大衆の支持が得られるかどうか、これは将棋というよりサイバネティクス
人工知能研究者側の人間にとって大きな分岐点となるイベントなんです。