風立ちぬ鑑賞の感想

本日7月27日に風立ちぬを鑑賞しました。
宮崎駿が自分がもうすぐいなくなる事を感じているような
少なくとも、もうすぐいなくなるんだと意識して作った映画だと思います。

予告編

主人公の声優が庵野秀明であったのも、
彼に後は任せたと言いたかったかの様な映画の内容であったと思います。
観客にもそう言っているように聞こえました。
正真正銘これで宮崎駿の長編アニメ映画は
最後の作品になる様な気がします。
恐らく今回の作品は
監督がいつも気にかけていた子供を喜ばせようとして
作ったものではありません。
自分はこういう人間だったんだよっていう
そういう意味合いが多分に含まれていた作品だったと思います。
庵野秀明は声は彼の仕事とか背景を知ってる人には
違和感ないものだと思います
知らない人にとっては下手な演技にしかならないでしょうが

声優の選出の経緯


堀越二郎が美しい飛行機を作ろうとしていたというのは
物を作ろうとする人には特に参考になる話で
自分の直感が納得いくまで物を作り込むなら
製品出荷OKかどうかを決める決定的要素は
制作者の美意識でしょう。
ジョブズの伝記を読んでも
物を作る時の美意識ってやはり重要だなぁと感じます。
なんか作ったものが「いくらでも交換可能なパーツの集合体」
じゃなくて、個性と人格を持った一つのまとまりになるんです。
飛行機技師カプロー二の
「大事なのはセンスだ。センスは時代に先んずる
 時代は後からセンスに追いついてくる」
という台詞(うろ覚え、技術に先んずるが正解かも)が素晴らしかった。

後方の座席に座っていたじっちゃんが
零戦だ」と声出してたのが面白かった。
おじいさんには子供の頃の生々しい記憶があったのかも知れない。