情報端末の進む未来:情動と知覚を備えた人間と区別がつかないコンピューター

AR表示出来るメガネ型端末があったらみんなそっちに
いくと思います。iPadとかiphoneとかは全部AR化した
過去の異物になっていくわけです


第一段階
スマートフォン等による簡易なARサービスが広がる

第2段階
メガネ型端末のような常時身体に装着するタイプの
マシンを介したARサービスが爆発的に普及する

第3段階
3Dモデル化出来るものがAR化され始める
これにより紙の本と携帯端末が携帯されなくなり
AR化されたiPadが過去のものとして懐かしがられる存在となる
本はARブックとなりパラパラ手でめくれるARブックを読むようになる
出したり消したり自由自在

第4段階
メガネ型等のウェアラブルコンピューターが暗い場所での顔認識や
道や標識の認識等の「人間の能力の拡張」を提供し始める

第5段階
強化外骨格の利用とサイボーグ化が進み始める
サイボーグと言えば最近脊髄損傷した猿が
外部のCPUを経由して自分の手足を動かす事に成功したそうです。

第6段階
BMIを使用した脳のサイボーグ化が進む
計算や思考は脳に直結したマシンにお任せして
情動や知覚のような人間の脳の特性とコンピューターの計算力を調和
させる生き方が進む


計算機が思考しているのかどうか
という事に対する疑問があったのでちと考えてみた

計算機は思考しているんだろうか?人間の脳の一部の活動を代替できる事だと
考えるなら個人的に答えはyes
人間も大脳辺縁系の6層構造なんかを使って計算機の回路と似たような事をしている
パーセプトロンのように脳神経ネットワークに入力された
情報を分類する事で論理的な判断や認識活動を行っていると思われる
だからこのあたりの活動はモデル化がちゃんと出来ていれば
外部の端末に委託しちゃっても問題はない
脳細胞の分子レベルでの活動までなら人間の脳の活動は外部端末に置き換え可能

人口海馬をマウスに埋め込んでみたら記憶力が向上したり、長期記憶保存デバイスとして
ON/OFFしてみたりしてる人いますし
http://www.prnewswire.com/news-releases/usc-restoring-memory-repairing-damaged-brains-124051534.html

http://openblog.meblog.biz/article/4932294.html

以前情動がどこから生まれるかを調べる為に
猫の大脳皮質(脳の外っかわの部分)を除去する実験をした人がいたそうで
シュレディンガーといい思考実験含めて猫と猿はずいぶんひどい目に合わされてる気がしますが・・・)
大脳皮質を取り除かれても猫は生きていて外的な刺激に対して
怒ったりするような反応(情動反応)は見せていたそうです。※1

しかし計算機に「知覚」や「情動」は生じてないでしょう
人が見た感じ明らかに生じてないですよね
将棋の勝負でも指摘されたけど機械はびっくりしたりしないし
怖がって手を指したりもしないので
この辺りを上手くモデル化して実装すれば面白いとは思うんです
「なんか気持ち悪」とか「これすげー!」とか人が思うのは
情報を見たり聞いたりリアルタイムで知覚している事だけに反応してるのではなくて
知覚された情報を脳のどこかにデータベース化してるからでもあると思われます
パブロフの犬みたいな条件付けの反応はそうしたシステムの存在を裏付けています。

生来の脳神経系の発達傾向や形状にも依存するでしょうが、
脳神経は同時に活動した付近の細胞と回路形成をしていくので
ソフトウェア的な人間の特徴(人格とか嗜好とか)は
後天的な経験に大きく影響を受けるはずです。
情動に関するデータベースも経験によって影響を受けて
好みや嗜好を変えていくんじゃないでしょうか

計算機が思考しているのかどうか疑問視する人は
計算機がまだこの情動や知覚を備えていない点が思考と呼ぶに足りないと
肌で感じているのではないでしょうか?
大脳基底核あたりの活動をモデル化して実装出来れば多くの人が計算機は思考している
と感じるようになると思います。
厳密に言うと「人間の脳の活動を模倣」しているという事になるのでしょうが
将棋の勝負同様、人間は相当訓練を積んだ人間でない限り計算機が裏で
何をやっていてもその過程ではなく結果を見ます。
モデル化した脳の機構を計算する過程は隠匿化されるので
初音ミクみたいなAR3Dモデルが人間の話しかけに対して
びっくりしたり笑ったりし始めるなら
人間の思考との違いを判断出来なくなっていく人が増えていくでしょう


将棋での勝負は計算力におけるチューリングテストのようなものかも知れません
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88



1大脳生理学(名前うろ覚え)の教科書の情動研究についての項目に記載されてました