物語シリーズ 猫物語(黒)(白) 傾物語 

多忙につき更新滞ってますが

西尾維新物語シリーズ
いつの間にか買わされてたシリーズですが
全部映像化されますね

傾物語が個人的に一番面白かったです
語り手が物語の登場人物なんですが、この一人語りは結構
小説家のキャラクター相関図の展開能力が曝される所で
同じシーンを別のキャラクターから観た考えとか
印象が違ってて面白いです

あの時こっちの主人公はこんな風に思ってたんだけど
あちら側ではこんな風に考えてて。。。みたいな感じで
コミュニケーションとれてるように見えてるんですが
まだまだ伝わりきってなかったりしてる様子が読者にはっきり分かるように
書くのは難しいと思うんですよ

まぁ従来の文学の分野ではよくある手法なのかも知れませんが
芥川の「藪の中」とか 畑違いの所に別の文学畑から持ってきた種を
まいているような西尾維新はチャレンジャーと言えるんじゃないでしょうか?

大晦日に猫物語(黒)がアニメ化されていたのでその感想と
(白)の感想も書いておきましょう
猫物語(黒)が楽しめたという人は
次の(白)は大いに期待していいと思う内容です。
猫白は簡潔に言うと羽川翼が等身大の人間になる
ストーリーでした
物語の中ではいつも超人的人物であったり
理想的な善人を体現したかのように描かれる人物ですが
猫物語(白)で普通の人間らしさを取り戻します。
作中では忍野に気持ち悪いと言われたり献身的に保護してた阿良々木君にも
素直に気持ち悪いとまで言われていましたが、個人的に
セカンドシーズンでは一番魅力的な変化を遂げたキャラでした。
物語シリーズしか読んでないのですが
西尾維新はこういう登場人物が何かの原因で変化していく描写が
丁寧でやはりプロなんだな、と思わされた点の一つです。


傷物語 (講談社BOX)

傷物語 (講談社BOX)

化物語(上) (講談社BOX)

化物語(上) (講談社BOX)

偽物語(上) (講談社BOX)

偽物語(上) (講談社BOX)

偽物語(下) (講談社BOX)

偽物語(下) (講談社BOX)